近江神宮は、かの天智天皇を祀っている神社です。いやもう想像以上に立派な社で、朱色の楼門と渋い拝殿、本殿の対比が美しいです。奥の本殿は外拝殿からは屋根しか拝めません。(祈祷を頼めば内拝殿まで行けるので見れるかもしれませんが)
この壮麗な建物は昭和になって創建されたそうで、外拝殿と内拝殿は回廊で囲まれた造りでちょっと変わった感じがします。
天智天皇は漏刻を作った事でも有名で、それに因んで境内に時計博物館があります。
広い境内は鬱蒼とした木々が生い茂り気持ちのいい場所ですよ〜〜。(この時期何の花なのかわからないけどその匂いが時々強烈にしてむせたけど;;;)
天智天皇には冷酷なイメージがあるのですが、我が子を皇位につかせるため必死になっている姿は人間臭いかもしれませんね。この頃の系図はすご〜〜く複雑ですが、おもしろいですよね。
天智天皇Wikipedia
これを見ると息子はダメだったけど最終的に天智の家系が天皇家を継いでいるので、もしかしたら喜んでいるのかもね。
娘を嫁にやったからといって味方になるとは限らない、まったく油断も隙もない権力争いは奈良時代から延々と戦国時代まで続いているのかな…。
コメント
私もはじめてなんですよ、近江神宮。いいとこでした。
海人皇子から額田王を奪ったかどうかは定かじゃないみたいですが、娘を嫁にもらってもなんの保険にもなんないのが…;;
お母さんが望めないならせめて娘でも…っていうのは秀吉でしたが、権力とは関係ない点ではかわいいかもね。(^^;)
近江神宮はまだ行ったことないです。
中大兄皇子が大海人皇子から額田王を取って、代わりに自分の娘をって
そんなことあり?!?、なんて思いましたが、時代じだいで常識も変わって
いくのかもしれませんね。