ここは桜の名所なのでこの時期やっぱり人は少ないかな。桜の頃に来たい〜〜
左は大門。その向こうにはクレーン;;;すぐわきにある土産物屋さんを建て替え中だそうです;;
この大門は高野山の大門と同じように朱色が塗られていますが一切彩色がないのでちょっとあっさりした感じ。諸堂を通り過ぎ四天王を安置した中門をくぐると本堂前に出ます。ここには桃山時代の庭園が今もきれいに剪定されて残されています。
右は本堂。りっぱな建物で1720年に再建されたものですが、形がすご〜く変わっています。特に一層部分の屋根がなんだか重なっているし前方に出ているから側面から見ると切り妻が一層にもあります。
伽藍の金堂も好きだけど、ここの本堂も好きですね。
高野山には瓦屋根が少ないですが、ここは根来寺と同じく瓦ばかりです。この本堂は留蓋や鬼瓦も凝っていて飽きません。左は正面一層目の鬼瓦。上のほうにある井桁マークはここの家紋ですね。
右は龍の留蓋。左右に一対見つめ合っています。あっにらみ合ってるかな?(^^;) 二層目の留蓋は天女のように見えました。
この寺の創建は古いのですが秀吉の紀州攻めの時に一度焼け落ちています。今あるのはその後の再建。日本の文化はこれの繰り返しで受け継がれているのかもしれませんね。
コメント
久多さん
あー;;;そうか。読み方わかんないですよね。
「こかわでら」といいます。この地は以前粉河町だったのですが今は紀の川市になっています。
>翼龍だ。
これってやっぱり翼龍なんでしょうか?ヒレが大きくなっただけなのかと思ってたんですが…。日本の龍でこういう形ってあんまり見ないんだけど瓦には他でも見た事があります。
こういう建物で目がいくのは瓦の飾りとその下の木鼻や破風の彫刻ですね。このお寺はどっちも楽しめました。
こなかわでら^^;?違うなきっと。
翼龍だ。イイナア^^/
茅葺きも良いけどやはり瓦が最高。ずっしり来ます。それを支える構造も見逃せません。工夫の固まりなのだろうなあ。