午前中にバンコクの寺院をめぐり昼食をはさんで次はアユタヤです。バンコクより古いアユタヤ王朝の遺跡が残り世界遺産になっています。
アユタヤ王朝は1351~1767年に栄えましたが、1767年にビルマ(現・ミャンマー)の攻撃を受けて滅亡し建物は破壊されました。なので残っているのはほとんど遺跡ですね。
まず最初は「ワット・ロカヤ・スター」涅槃仏ですね。元はワットポーのように建屋があったのでしょうが、今は像のみなんとか残っている状態です。全長は57.7m、高さは8mと大きいですが野外にあるとそれを感じさせないですね。
後ろには遺蹟が残されています。
ここは入場料はないようです。しかし犬が多いな…
「ワット・プラシーサンペット」アユタヤ王朝の3人の王の遺骨が納められた仏塔がなんとか残っていますが、あとは遺跡状態です。よく仏塔だけ残ったもんだと思いますね。さすがのビルマ軍も仏塔つまりはお墓は壊さなかったのか?それにしても広々とした空間にそびえ立つ仏塔は見ごたえがあります。
仏塔は表面の漆喰が残っていますが、他の建物はレンガがむき出しの廃墟と化しています。
「ワット・マハータート」
マハータートとは釈迦の遺骨や遺灰という意味で昔は各都市にあったそうです。
建設当時は、境内に高さ50mで上部が黄金の仏塔があったそうですが、これまたビルマ軍に破壊され仏像の頭部はなくなっています。その落とされた頭部が木の根にからまり埋め込まれてしまったのが有名な場所です。
「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」
ここにも小さいですが涅槃仏が布を纏っておられます。建屋は壊されていますが。
アユタヤでもっとも古いお寺で現在もお坊さんのいるお寺です。高さ72mの大きな仏塔はブルマ軍との勝利を記念して建てれたそうです。