カメラの項目に追加されたフィジカルの各項目をテストしてみた。
F値を自由に変えられるので被写界深度はこれで操作することになる。以前の詳細にあったものはデプスマップのためのものになるのかな?
【色収差】
ボケがないと効果はわからないですね。実際のレンズじゃ色収差は邪魔者扱いなんでしょうけど、ここでは色の味付けって感じかな?(^^;)
広角レンズなんかででる周辺の輪郭にでるような色収差は再現してないです。(せんでええって?(^^;))
【口径食】
あーGH1で曇り空に望遠・開放とかでうっかり撮るとよくでますな…;;
口径食より周辺減光っていうほうが私には馴染みがあります。で、この数値は100%以上可能です。でも100%ですでにケラレのようになっています。だいたい160%でま〜るく切り取られます。
【レンズの歪み】
2次と3次があるけど見た目は似たようなものです。(ざっぱ;;)これはPhotoshopのレンズ補正にもある歪曲収差ですね。PSだとマイナスが樽型になるけどここではプラス側。反対に-100%になると枕型になります。
これはつまりは…広角になればなるほど歪曲していくってヤツですね。
口径食とレンズの歪みをあわせると魚眼レンズに近づいていきますが、レンズの歪みは100%までしか設定できないからちょっと中途半端みたいな印象があります。(左)でも念のためミラーボールに映したものと比較したら湾曲具合は同じでした。なのでこれでFisheye並みってことになります。
そのミラボールに映ったものをレンズの歪み100%でレンダリングしたのが右。より球形に近づいてますよね。