I AM NOT MAD

20070420.jpgサントリーミュージアムにダリ「創造する多面体」展に行ってきました。タイトルに書いたのはダリのこの言葉から
There is only one difference between a madman and me. I am not mad.

ほかにもいろいろあるけど
I don’t do drugs. I am drugs.
Intelligence without ambition is a bird without wings.
なんてのも好きです。

もっと読みたい方はこちらをどうぞ
http://www.brainyquote.com/quotes/authors/s/salvador_dali.html

近世に近づく程画家は絵画以外の分野も積極的に挑戦しているように思います。(ルネサンスには一部例外もいるでしょうが…。)そういう例にもれずダリもいろいろな事をやってるんですね。その中の著述家というのは意外かもしれないです。いや、でもあのタイトルの付け方を見ると納得なのかもね。

「奇妙な廃墟の中で自らの影の上を心配でふさぎがちに歩き回る、妊婦に形を変えるナポレオンの鼻」なんていうタイトルはなかなか思いつかない;;いつも簡単なタイトルしかつけてない自分としてはちょっと考えさせられたりします。


ニューヨーク万博のために作られたダリの立体ジオラマ「ヴィーナスの夢」は白黒写真しか残っていないのですが、実物を見たいと切に思いました。きっと迫力だよ…。自分の世界を立体で表現することにダリはきっとのめり込んだでしょうね。それだけ魅力と威力があると思います、立体空間は。
Dali, たくさんの刺激ありがとう。

ダリの作品集を最初にみたのは中学の時で、その時一番印象に残った作品に対面することが出来ました。

それは
「2メートルは慣れて見ると中国人に変装した3人のレーニンとなり、6メートル離れて見ると立派な虎の頭部が現れる50枚の抽象画のための習作」でした。
このダブルイメージに当時すごく感激したのを覚えています。
今ならこちらで見れます。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html

でもですね…会場で6メートル離れるとどうしても間に人が・・・;;;(一応考慮して一番端に配置しているんだろうけど)2メートルは大丈夫でも6メートルは厳しいですね。(;>_<;)

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