屋久島 -2

5月22日
6時に宮之浦の宿をでて白谷雲水峡の駐車場に30分程で到着。さていよいよ苔の森へと出発。
登山道苔の森を通って太鼓岩までを往復するこのコースは初心者向けの往復5時間程のコースです。登山道は歩きやすい場所もあるけどほとんどが岩や根っこがあるごつごつした道です。
こんな所はやっぱり底の厚い登山靴が安心ですね。

白谷小屋までの沢
白谷小屋までの楠川歩道のさわ


くぐり杉 くぐり杉
くぐり杉。前と後というか両方の角度から撮ったもの。


鹿の寝床鹿の寝床
外見からみるよりけっこう奥まで広い株です。中は空洞になっていて寝床という表現は的を得てると思います。しかしこういう場所って暗いので写真撮るの大変。しかもかがんで上を向いてとか筋がつりそうになる;;;


苔の森
以前はもののけ姫の森という看板があったそうですが、今はありません。いちおう『苔むす森』というそうです。
行きは早い時間もあって人が少なく静かな雰囲気を楽しめましたが、帰りにお弁当を食べた時にはグループや団体がいて騒がしかったです。
ここが苔の森で有名な場所みたいなんですが、訪れた状況で印象は変わるのでしょうね…


苔の森
苔の森 苔の森
時間はあるので気に入った場所ではリュックからD7000を取り出し撮影・・・という繰り返し。首からずっとぶら下げて歩いたこともあるけど歩きにくいし気を使うので疲れる;;;
でも絞った写真はISOを上げるしかないので程々でしかできない。持って行ったレンズがいつも旅行で使う便利ズームのタムロンのB008なので多くは望めないけどね。デジイチを持って往復するだけでも大変なんですよ、私にとっては。
それでもなんとかミニ三脚は持って行ったけど。あんまり使う回数はなかったけど低感度で絞ることができたり、水はロシャッターに出来るのでやっぱりいい。
できれば普通の三脚がベスト。もしまた機会があれば太鼓岩まで行かなくていいから三脚を持っていきたいかな。(^^;)


苔の森 苔の森
ほんとうはハート型のウィルソン株へ行きたかったけど苔の森と両方は体力的に無理なので諦めました。このコースにもそれなりに上が開いた株はあるけど何の形かな?


太鼓岩からのパノラマ
辻峠から一気に登って太鼓岩へ。岩の先には恐いのであんまり行けなかったけど程々の人でゆっくり見る事ができました。GWや夏休みは渋滞するそうですもんね。
宮之浦岳のほか沢山の山が見え眺望は抜群ですね。青空だったらなおよかったんだけど、この方向はどうも雲が多くちょっと残念です。


原生林歩道のさわ 二代大杉
帰りは原生林歩道を通って帰ってきました。こちらは沢をいくつも越えるのでアップダウンが多く道も険しいです。ピンクのリボンがないと迷いそうな場所もありました。
屋久島の遭難でもっとも多いのが失道だそうで、登山道から外れると戻って来れなくなるそうです。それはこの道を歩いているとなんとなく納得します。
午前中やけにヘリが飛んでるな…(ヘリかどうか見えなかったけど音がずっとしていた)と思ってたけど宿に帰ってテレビで行方不明者のニュースをしていたのでその捜索だったのかも。
結局遺体で発見されたようで、え〜〜〜って感じでした。屋久島の遭難報道は全国放送ではあまりないみたいに思うけど、実は毎年死者や行方不明者もいるくらい遭難事故があるんですよね。

飛流おとし飛流おとし
さつき吊り橋から入口の間は白谷川沿いで大きな岩があり迫力の急流を見ることが出来ます。また入口からしばらく歩くといきなり現れる憩いの大岩。普通の道からいきなり大岩が立ちはだかり一瞬目が点になりました。(^^;)

ゆっくり歩いて写真も撮って・・・駐車場に帰ってきたのは午後3時半頃でした。さすがに疲れた・・・

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