5/18 糖平湖に泊まって翌日「NPOひがし大雪自然ガイドセンター」企画の早朝ツアーに参加しました。待ちに待ったタウシュベツ川橋梁に会いに行くためです。
タウシュベツ川橋梁が幻の橋といわれているは、糠平湖の水位が上がると徐々に水中に沈みついには完全水没してしまうからです。なので見る時期によってその姿は変わってきます。下部分が水没した状態だと湖面に映り込んできれいなめがね橋になります。それもいいんだけどそばまで行けない;;
ということで水面に映る部分もあるけど近くまで行けそうなこの時期を選んで来たわけです。これはもう賭けでしかないですね。
許可車両しか入れない林道を入り少し歩くといきなり橋梁のたもとに出ます。
左は糠平湖側。切り株がなんだか不思議な光景です。遠くに雪をかぶったウペペサンケ山、写真には写ってないですがその右にはニペソツ山が見えます。
そして右はかつてここを線路を通っていたタウシュベツ橋梁の上部です。
まるで日本ではないみたいと誰もが感じるみごとなアーチ橋です。天気もいいし水位も期待通りでもう感動ものです。
毎年水没や雪に埋もれたりの繰り返しで年々劣化していて2枚目の写真の一部崩落している部分は危なそうです。地元の人の話では昔はこの橋の上からよく釣りをしたそうですが、その頃はもっときれいな状態だったのでしょうね。
劣化は仕方ないでしょうが、いつまでも残してほしい風景だと思います。
メインのアーチ橋に感動したけど、残りのアーチ橋めぐりもがんばりました。
これは糠平川橋梁
士幌線のアーチ橋はたくさんあるのですが、近くでみれるものはごく一部でその中で行けそうなものはできるだけ回っています。
糠平川橋梁は案内もしっかりしていて行きやすいです。
第五音更川橋梁
全体は道路から見えるのですが、近くまで行くには線路跡を歩いて行く必要があります。それが左の写真。でも葉が茂ると見えないかも…
右は少しだけレールが残る旧幌加駅。レールは鉄なのでほとんどが再利用されています。
右はあちこちで出会った線路の末路。線路を敷くと自然とその両側に並木ができるそうです。そして今は線路は道へとかわっています。この道は第五音更川橋梁へと続く道です。
第六音更川橋梁
右はほとんどのアーチ橋に残っている退避所
十三の沢橋梁
有名なアーチ橋はすぐに場所がわかるけど、この十三の沢橋梁は苦戦しました。まず道路のどこから入るかわからない;;看板なし;;地図でこれか?と思う場所から歩いたけどこれでいいのか不安になりながら林道をすすみました。で、目印はやっぱり線路跡と思われる道なんですよね。これか?と思った先にやっとありました。橋の上部は立ち入り禁止なのでそのままでは姿が見えない;;なので横のクマ笹生い茂る斜面を少しおりて撮影しています。もうたいへん;;;一人じゃとても行けない場所ですね…
最後に対岸からのタウシュベツ川橋梁。今度来るときは雪の季節がいいな…って思うけどそれもなかなか大変そうだ…。
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