大宇陀

宇太水分神社桜にはまだちょっと早かったけど大宇陀に行って来ました。まずは宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)。国宝の本殿三社(速秋津比古神・天水分神・国水分神)は鎌倉時代の建造だそうで、現在は2004年に修復された彩色が鮮やかです。この地方には上、中、下の3つの水分神社があってこれは中社になります。
奈良には水分神社は吉野、都祁、葛木とここ宇太の4社があるみたいですが、ネットで調べた感じではここと吉野が大きいかな。宇太水分神社の形式はよく見かけるけど、やっぱり回廊のようになっている吉野の水分神社が好きですね。

久保酒造 古い町並

次は道の駅大宇陀に戻って旧街道を散策。古い家並みがたくさん残っていて見応えがあります。造り酒屋の前を通ると日本酒の香りがして店内に入りたい衝動にかられました;;;しかし、これだけ延々と町並が残っているとだんだんなんとも思わなくなるというか自然な景観に見えて来ますね。観光化され土産物店ではなくそこに生活している家ばかりだからかもしれません。

森野吉野葛本舗 かたくり

左は森野吉野葛本舗でその裏山にあるのが森野旧薬園。右はそこに群生している「かたくり」の花です。かたくりの花って意外と大きいんですね。でも下を向いて咲くので写真が撮りにくい;;;ここにはさまざまな薬草が植えられていて管理が大変やろうな…とか思いました。

このシーンはこの町並の中でも有名な場所じゃないかと思います。パンフにもあったような…。まちなみギャラリーを過ぎたあたりです。
この通りは南北に通っているのですが、両側に古い家並みが残っているので午後からは南側の家がすべて逆光になります。どちらもうまく撮るには曇りの日しかないかな?(^^;)

又兵衛桜 又兵衛桜

そして最後は樹齢300年と言われる又兵衛桜。戦国武将「後藤又兵衛」の屋敷跡にあるからこう呼ばれているそうです。まだほんの少し咲き始めただけで残念なんですが、この堂々とした姿は存在感があります。回りに何もないから余計かもしれませんが…。しかし、よく整備されてると感心してしまいます。
この近くには柿本人麻呂が万葉集で詠んだ「かぎろひの丘」があります。その歌は
「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾ぶきぬ」
というもので、毎年この歌を詠んだ日(旧暦の11月17日だそうです)には「かぎろひ」を観る会が催されているそうです。で、今年はなんと2010年1月1日だそうです。初日の出とともにかぎろひが見えたら最高でしょうね。(根性はいりそうですが…;;;)
※かぎろひ=厳冬のよく晴れた早朝、太陽が水平線上に現れる約1時間前に太陽光線のスペクトルにより現れる最初の陽光だそうです。

曽爾高原ビールそして最後に地ビール(^^ゞ ちょっとラベルのセンスはいまいちなのですが…曽爾高原ビールはこのアルト、ケルシュとピルスナーの3種があり道の駅で買えます。で、買ったのはこの2つでケルシュのほうは酵母の香りがまさる銀河高原ビールの小麦のビールのような味ですね。アルトのほうは少し色の濃いまろやかな味で、どちらもおいしかったです。

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道の駅大宇陀

コメント

  1. kaga より:

    そうですね、電車だと榛原からバスで行けますよ。1時間に2本くらいでしょうか。
    レンタサイクルもありますが、マイチャリだと快適でしょうね。又兵衛桜もチャリなら行ける範囲だと思います。

    地ビールは買って帰って家で味わいました。(^^;)

  2. tatusi より:

    ありがとうございます
    やっぱりくるまでしかいけなさそうですね
    出来れば近鉄で行ってチャリでぐるぐる回りたいです、地ビール飲みたいので・・・・
    あっでも自転車でも飲酒はダメですね。wwww
    kagaさんは向こうで飲んだのですか?

  3. kaga より:

    tatusi さん

    あー場所わからないですか;;
    ということでgooglemap貼っておきました。
    水分神社はここから少し東にいった菟田野のほうにあります。桜は道の駅から少し山にはいったところです。

  4. tatusi より:

    なかなかいい場所ですね。行きたいのだけれど場所がいまいち分かりません。googlemapがあればいいなぁと勝手に思っています。
    iPhotoだと地図をうめこめるのだとか・・・・

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