Anything GroovesはCARRARAでディスプレースメントマップを使えるようにするプラグインです。マップの精度を上げると当然メモリーを食って動作は遅くなるので多用は禁物です。
しかし、CARRARA5になって本体にディスプレースメントマップが搭載されたのでこのプラグインの重要度も下がってしまいました。それでもAGのほうが便利な場合もあってやっぱり手放せませんね。
パッチワーク
パッチワークで作ったシェーダー(←)をAnything Groovesで作った球体に適用。少し小さいゴールドの球体を重ねたもの。下の平面には波のシェーダーを適用しています。AGにはZero is empty という機能があって黒の部分を完全に抜いてしまうことが出来ます。
大理石
スプラインで作った壷に大理石のシェーダー(→)をAnything Groovesで適用。(蛇は適用していません)そのうえ通常のシェーダーで細かいバンプをかけると相当ぼこぼこしたな発掘品のような壷になります。ケースに入れて博物館風にしてみました。(^^ゞ
AGは黒が0つまり凹凸のない基本面になり白がもっとも出っ張っている部分になるのが基本です。それに比べてCARRARA5はグレイが基準になっています。これはZBrushなどの書き出すディスプレースメントマップを利用するためだと思われます。